犬大好き!犬と生活するブログ。

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書評【犬から見た世界】犬を理解できるオススメ本です。

 犬の本を色々読んでいます。
飼い主が犬本を読むことについては色々な意見があり

  • 振り回されるから読まない方が良い
  • 色々な説を見聞するために読んだ方が良い

およそ上記に大別されますがが、私は結論として「読んだ方がいい」を選びました。

いろんな理由がありますが、大まかには以下です。

  • 人間医学のように大規模な調査研究がないので国や個人の考え方に依存する
  • 犬の調査研究はたったここ数十年の歴史しかないので数年で以前の説が覆される
  • 「人間の目線で犬を見ている」からどうしても擬人化した考えが多い
  • しつけの方法も犬によって向き不向きがあるので色々知っている方が良い

そんな感じでいろいろと読んでいますので、気になったらぜひ購入して下さい。
オススメの本だけをここではレビューします。

↓クリックして購入できます。

犬から見た世界―その目で耳で鼻で感じていること
著者:アレクサンドラ・ホロヴィッツ
訳者:竹内和世
評価:☆☆☆☆☆(勝手に星の数です。満点)
※飼い主としては比較的上級者向けの本だと思われます。

2012年の本です。出版社のサイトから引用。

白揚社
心理学者で動物行動学者、そして大の愛犬家である著者が、認知科学を駆使して犬の感覚を探ります。
8年に及ぶ研究の結果、見えてきたのは思いがけない豊かな犬の心の世界でした。
すぐれた嗅覚によって、犬は人が想像するよりもずっと複雑なことを理解できる。網膜に入る光を人間より速く処理できるため、飼い主の微妙な表情の変化に気づ くことができる。声の高低を聞きとることで、飼い主の繊細な心の動きを見抜ける――人間が犬を理解している以上に、犬は人間のことを理解しているのです。

 この本を読んで一番感じたのは、犬と人間の大きな違いです。

  • 犬と人間を取り巻く世界
  • 犬と人間の環境に対する認識の違い
  • 犬と人間の思考回路のそもそもの違い

違う生き物だから全部違って当然です。だけど、「人間は人間の考え方しかわからない」ので、犬に対してときに押し付けがちになってしまうんですね。もちろん、人間と共通した部分もあります。だけど、違う生き物なのだから当然違う世界に行きています。

【科学的な分析に基づいて執筆】
筆者は心理学者なので、人間の心理学の分析に必要な感覚器官の調査結果などを犬に用いて解説しています。これまで意外と少なかった「科学的結果に基づいた犬の理解の仕方」の書籍としては特筆すべき存在です。

【人間と犬は対等な存在】
本書では「人間は犬のリーダーになるべき」という私たちの常識についても意義を唱えています。「人間と犬は必ずしも主従関係ではない」ということを理論で裏付た上で説明されているあたりは非常に斬新で面白いですね。

【想像以上に人間を大切にしている】
犬が人間を共存相手に選んだ結果として犬が人間をどう見ているかが非常に読み応えがあります。
共存相手である人間のために犬はその一生の多く、五感のほとんどを人間のために使っていて、犬を飼っている人はこの部分を読めば必ず、自分の犬が改めて愛おしくなるに違いないと思います。

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飼い主のために一生懸命な我が子が一層愛おしくなりますよ!

【残念な点:訳が少々読みづらい】
訳者の竹内和世さんは東京外国語大学でスペイン語を専攻したのち、ラテンアメリカ協会研究部を経て翻訳家になった方で、過去の翻訳ではC.W.ニコルの著書が数多くあります。
犬が専門という方ではないからか、おそらく訳による読み辛さが若干ありますが、それは想像力でカバーできる範囲内です。

【充実した内容ゆえの物足りなさも】
本書はかなりの研究の上で出版された書籍だと思われますが、それゆえに「この問題は解決していないのでは?」といった部分が多少あります。
ですがこれは「本書の完成度の高さ」を示すからこそだと思いますので、そういった部分も楽しめば、一層役立つ本だと思います。

【勝手に星の数】
☆☆☆☆☆(満点)
上記の残念な部分は今回マイナス対象にしませんでした。
すべての犬が大好きな人にオススメできる本です!

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犬から見た世界―その目で耳で鼻で感じていること