あなたの愛犬の震え、こんな状況ではありませんか?今回は犬の震えについて。
犬が震えているときはあまり動かず、元気がないことが多いですよね。
さらに呼吸が荒かったり下痢や嘔吐を伴ったりした場合は病気の可能性が考えられるので、病院に行くことが望ましいですが、震えを伴った一般的な理由には以下が考えられます。
【犬が寒がっている】
特に小型犬やスムースコート、シングルコートのワンちゃんは、体温を保持する力が弱いのですぐに震えます。チワワ等の中にはガタガタと震える子もいますが、身体の温度を維持するために多くのエネルギーを使っていますので、服を着せる、エアコンをつける、犬用マットを使う等して保温してあげましょう。
■犬用マット
うちは、パピーの頃からこれを使ってます。噛み防止のためにコードも強化してあります。
裏表で温度が違っていて、コンパクトなのでベッドに放り込んでおけばOK!
屋外で飼っている犬が震えだしたら毛布等をたくさんいれてあげて頂きたいですが、できれば屋内に入れてあげたほうが健康上も望ましいです。
■チンするタイプの湯たんぽ
就寝時はケージで、チンするタイプの湯たんぽを使います。2シーズン使えるのでかなりコストパフォーマンス良いですよ!
保温時間は6時間程度と書いてありますが、東京都のマンションで、夜の9時に仕込んで翌朝7時に触ってみるとまだほんのり暖かいです。
犬服のサイズの測り方はこちら。参考にしてね。
小型犬の服のサイズを測ろう!実際の測り方。 - 犬大好き!犬と生活するブログ。
【うんちやおしっこを我慢している】
トイレに神経質な犬がお尻をすぼめて小刻みに震ていてそこが排便できない場所である場合はこの可能性があります。我慢すると健康上あまりよくないので、排便させてあげましょう。
特にパピーはあまり我慢できないので漏らしちゃう場合もあります。外出中、クレートに入れていたりする場合は1時間に1回位は排便できる場所に連れて行きたいです。
冬はトイレの場所が寒い場合は、なかなか排便しないこともあります。人間と同じですね(笑)
【怯えている、怒っている】
臆病な犬は極端に恐い状況に陥るとブルブル震えることがあります。また気の強い犬も極度な緊張状態では震えることがあります。吠えや姿勢等を確認しましょう。
何か気になるものがあったらそれを凝視するか、避ける動作、または攻撃する姿勢をしていると思います。対象物から離して、落ち着かせ、安心させて下さい。
以上は基本的に一過性の震えですが、以下の状態で震えが続くようであれば病院で診察を受けて下さい。
【発熱している、身体が痛い】
熱がある時は人間も震えますよね。犬も同様です。
また、痛いのを我慢している時も震えが出ます。外傷がないかどうか確認し、なければ身体のあちこちを押して痛がるところがないか、しこりのようなものがないかを探しましょう。
【下痢を伴っている場合】
怯えやイライラ、寒さによるストレス、消化不良、異物誤飲、内臓疾患、怪我の可能性があります。
防寒対策等上記を行い、必要に応じてフードを変えてみても改善しない場合は、医師の診断を受けて下さい。
【嘔吐を伴っている場合】
消化不良、異物誤飲、内臓疾患の可能性が高いです。震えが止まらない場合は早急に通院しましょう。
なお「夏に比べてちょっと動きが鈍いなー」程度の元気のなさは、一般には問題ないです。寒ければ体力を消耗しないように人間だって動きが鈍くなります。
常に犬の表情に気を配り、ニコニコしてれば大丈夫、不安そうであれば注意深く様子を見てあげて下さい。
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