今回は、前回のエントリー
基本!犬との暮らしで一番重要なこと【犬と人間の信頼関係】 - 犬大好き!犬と生活するブログ。
の続きです。
犬の祖先はオオカミだった、という説はほぼ間違いないようです。
一説では現在のイランの辺りの、ジャーマンシェパードのようなオオカミが現在の犬になったと言われています。
その「オオカミ」の子育てでは、生まれたばかりの子どもが一定の大きさ(自分でようやく歩けるようになるぐらいまで)になるまでは、母親以外誰もーーたとえ実の父親であってもーー子どものいる巣穴には入れないそうです。
狼の群れはほぼ家族で構成されていて結束が強いことで有名ですが、子どもが乳離れするまでは父親といえど接触させないことで、母親が危険から守っていると考えられます。
だから、子どもにとっては母親がすべて、全幅の信頼を置くべき存在なのです。
これは犬も同様です。
イエイヌは基本的に完全に野生ということはあり得ず(ここでは野犬等を除きます)その生態に人間が確実に関与し管理しているので、犬の運命は人間が握っています。
一万年以上に及ぶ人間との生活の中で犬も本能的にそれを理解しています。
ですので、人間が犬の母親代わりもしています。
母親とは子どもにとって確実に信頼に足る存在である、すなわち安全で安定した存在であることは人間でも一緒です。
犬は永遠に赤ちゃんだと思って下さい。あなたが産んだ赤ちゃんだと思って下さい。
そうやって接することができれば、あなたの犬はあなたを愛し、信頼するでしょう。
改めて【犬の兄姉になって下さい】を投稿します。
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