日本の夏は湿地の亜熱帯。しかも太陽が照りつけます。あつい…
室内でも南向きであれば30度は余裕で超える日本の夏は、ワンコにはかなり過酷です。
特に、お留守番の際の暑さ対策はみなさん悩みますね。今回はお留守番の暑さ対策に付いてです。
【対策が必要かどうかの目安】
暑さ対策が必要かの目安はやっぱり「パンティング」です。
パンティングとは、舌を出してハアハアしていることを言います。
犬は汗をかかないので、唾液を乾かすことで体温を下げているのです。
だから「パンティングしてる＝体温を下げる必要がある」ということになるのです。
【エアコンはかなりの確率で必要です】
「電気代が…」と思ってる方、確かに夏場の電気代は2〜3000円位上がるかもしれません。でも、一年のうち数ヶ月です。あなたがワンちゃんにかけているお洋服代や医療費同様、ワンコの必要経費だと思って下さい。
「環境に悪い」とお考えのロハスなあなたは、ぜひご自分自身のことで環境に貢献して頂いて、ワンコには健康的な状態でいさせてあげてください。
ただし、たまに「エアコンがそんなに必要ない犬」がいます。我が家のスムースヘアの超小型犬がそうです。寒いのはとてもダメだけど暑さには比較的強いです。
こういうワンコはエアコンを入れると体温が下がってしまい、かえって体調を崩しますので、「エアコンをがんがん入れていたら下痢をした」等のワンコで小型犬以下ならこの可能性があります。
【冷え冷えグッズ／ペットボトル】
かなりの人がやっている、ペットボトル氷です。
まずペットボトル（サイズは自由）に7分目位の水を入れ（入れすぎると凍らせた時に破裂する恐れがあります）、空気を少し抜いて「ちょっとへっこんだ状態」でふたをし、冷凍庫に入れます。
一晩で凍るので、バスタオル等でぐるぐる巻きにして、ワンコに与えます。お手軽でよく冷えて一日は保ちますので、やる価値あり、のひえひえグッズです。
- ペットボトルのフタで遊ぶワンコにはフタが見えないように、上から十分に覆うようにして下さい。
- フタを誤飲する恐れがあるワンコは事前に人間の見ている前で使用し、大丈夫かどうかを念入りに確認して下さい。場合によっては使用を中止しましょう。
- ペットボトルを置いている床が結露によって濡れますので、使用後は速やかにペットボトルを撤収し床を乾かしましょう。床の塗装が剥げたりすることもあります。
【冷え冷えグッズ／ジェルマット】
ワンコ用にジェルマットやジェルベッド等が売られています。
冷たい状態が持続するので重宝しますが、噛み癖があるワンは噛みちぎっちゃうので要注意！保冷剤は身体に良くないので、噛み癖のあるワンには与えないようにしましょう。必ず最初は人間が見てる前で使用して下さい。
【冷え冷えグッズ／石の板】
園芸店やホームセンターでガーデニング用の石を売っていますが、大理石等の板状のものはワンコの体温を下げるのにとても便利です！
硬いところが嫌いな犬には向かない方法ですが、大型犬等の暑がりワンコはこの方法で体温を下げている子も多いですよ。
【冷え冷えグッズ／アルミボード】
石の板同様、犬の身体を直接冷やすもので、ワンコ用に売られています。
注意点は石の板と同じ。それから石よりも体温により温度が上がりやすいので、大きいワンコには物足りないかもしれません。
【扇風機】
全く効果がないわけではないですが、身体の表面に汗をかく人間に比べると効果のほどはとても低いです。ただ、熱気が滞留するような場所にワンがいる場合（ケージの中など）は冷えた場所の空気を運ぶために効果的です。
使う場合は扇風機の羽の前か後ろに冷えたものを置いて、空気を直接冷やすようにして下さい。
夏場のお散歩の注意についてはこちらをご覧下さい。
夏場の犬のお散歩、何時に行く？ - 犬大好き！犬と生活するブログ。
犬の暑さ対策、洋服を着せよう！【お散歩、外出】 - 犬大好き！犬と生活するブログ。
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