コロコロしててかわいーーー!!!! →?
…いくらなんでも肥り過ぎです。
多少肥っててもいいのは猫。
犬の肥り過ぎはとにかく健康に良くありません。
【犬はなんで太っちゃだめなの?】
犬は元々、集団で大型動物を狩りする生き物です。
- 猫みたいに「小動物」や「昆虫」を好きな時に好きなだけ食べる
- 猿みたいに「果物」や「木の実」を好きな時に好きなだけ食べる
…という訳にはいかないので、
- 狩りに成功したらたらふく食べてしばらく飢えをしのぐ
という状態に適応した身体の構造になっています。
なので、猫と違って、餌があればあるだけ食べちゃうし、身体の中にどんどん脂肪を蓄積します。そういう生き物なのです。
だから、
猫みたいにちょこちょこおやつを食べる
という生活は絶対だめ!どんどん肥満になっちゃいます。
【犬が肥満になると色々病気になります】
犬が肥満になると人間と同じく様々な病気を引き起こします。
■関節を悪くしたり骨折したりします
重い身体が脚の負担になるうえ、犬は非常に運動能力が高いので俊敏に動こうとします。
そうすると関節へ極端な負荷がかかり、脚や腰の関節の炎症やヘルニアが頻繁に起きるようになってしまいます。
椎間板ヘルニアは、痩せたワンコにも多発するので要注意!
■心臓への負担、内臓疾患の原因にもなります
肥った身体を維持するために心臓に負荷がかかりますし、高脂血症や内臓脂肪による内臓への負担は人間と同じです。
人間と同様、犬も「メタボ禁止」です。絶対に痩せさせましょう!
【うちの犬、肥ってる?痩せてる?】
色々な測り方がありますが、私はだいたい以下を目安にセーフと考え、いろんなワンコの体型を見ています。
■ウエストがくびれている
ミニチュアピンシャーやイタリアングレーハウンド等の胸の深いタイプの犬はもちろん、ラブラドールレトリバーやチワワ等もウエストが多少はくびれます。
ワンコの腹部には原則、腸以外はありませんし、それも人間に比べると比較的少ない容量です。
「なんかお腹がふっくらしてるな」というワンコは要注意です。
■皮下脂肪が薄い
当然ワンコのサイズによって異なりますが、指でつまんでみて「皮膚の下にうっすらと皮下脂肪があるな」という感じが健全な厚さです。人間で言うとだいたい肋骨の下位の存在感程度で、ふっくらしていてはいけません。
■肋骨の存在がほんのり分かる
ロングコートの子は分かりづらいですが、お腹の辺りを見ると分かります。皮膚の上から、ほんのり肋骨の存在が分かる位がベストです。
■動きが敏捷
肥ると人間はもちろん、犬も動きが緩慢になります。
立ち居振る舞いが「よっこらしょ」って感じになってきたらいけません。犬は常に俊敏でスマートでなければいけないのです。
※パピーやシニアで身体の動きがついていかない子は当然例外です!
では上記の目安に従うと、こちらのラブラドールレトリバーはどうでしょう?
肋骨はうっすら見えますが、全体にふわっと脂肪がかかってる感じですね。
もう少し痩せようね…(モデルにしちゃってゴメン)。
あなたのワンコはどうですか?
「肥ってるかも…」と思い当たるフシがあるようでしたら、すぐに痩せさせましょう!
実力行使で健康管理です。
↓実際の方法は次の記事からどうぞー
犬のダイエット、減量方法!スリム犬のすすめ。前編(体重管理・運動しよう!)
↓フードのオススメはこちらです!食事管理、大切!
犬のダイエット、減量方法!【グレインフリーオススメフード】
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