犬はみんな超暑がりだーーーーーーーーーーー!ほんと?
大型犬は暑いですよね…。でも、小型犬・超小型犬は意外と暑くないかもです。
大きいワンコは、当然ガンガンにエアコンをかけていますよね…。でも小さいワンコと生活されてる方は、そんなにエアコンを強くしなくても大丈夫だったりしませんか?
大型犬と超小型犬、例えば2キロと40キロでなんと20倍!
もはや別な生き物だと考えた方がいいかもです。
せっかく「超小型犬」を飼っているのでちょこちょこと小さい子の話をしていきます。今回は、身体の大きさを理解して健康管理!「夏だけど寒いかもよ」です。
【立ち耳超小型犬のうちの犬の話】
チワワとミニチュアピンシャーMix、さくら。これがエアコンが大嫌いです。
スペックは体重1.8キロ、細マッチョ、♀、2歳半。
床上室温30度を超えると人間が限界になりエアコンをつけるのですが、さくらは暖かい窓際で丸くなっています。
「夏場は24時間エアコン稼働」と誰もに聞いていたので、最初のうちは「犬のために」とまめにエアコンをつけていたのですが、うちの犬には寒くてたまらないということが分かり、ちょっとした衝撃を受けました…。
【チワワなどは寒がりの子が多いです】
特にスムースチワワちゃんはとても寒がり。なぜなら、下記の条件を満たしているからなのです。その他の立ち耳の小型犬も参考にして下さい。
- 肌が露出しているので、外の温度の影響を受けやすい
床に手を当ててみてください。ひんやりしていませんか?
人間にとってひんやりしているのは小型犬にとって「冷え冷え!」な状態だと思って下さい。
- 体高が低いので人間より冷たい空気で生活している
上記とも関係ありますが、暖かい空気は上に、冷えた空気は下に移動するので、高さのある人間よりも涼しい環境で生活しています。
- 身体の体積に対する表面積が大きい
犬は基本、パンティングで体温を下げますが、その他に「涼しいところに寝そべってお腹を冷やす」「全身を濡らすなど体温を下げやすい状態にする」等の方法を行います。
そういった場合は、身体の体積に比べて表面積が大きい小型犬はとても有利です。
- 耳が大きい犬は体温が下がりやすい
よく見ると小型犬の大きな立ち耳は、他のほ乳類ではあまり見かけない位凄かったりします。砂漠で見かける動物のようにも見えます。
【大きな立ち耳は熱を発散する】
フェネックという動物、キツネの一種です。
(C)Tambako the Jaguar
キツネ属はイヌ科なので、やっぱり犬に似てますね。かわいい!
で、耳が大きいほ乳類の代表なのですが、なぜこんなに大きいのか。
大きな耳は放熱の役目がある。毛皮は昼間の日光を通さず、夜は熱を保つ。熱い砂を防ぐため足裏は厚い毛で覆われている。
やっぱり放熱なんですよね。
【立ち耳の放熱性の高い小型犬たちです】
立ち耳系の小型犬の写真を比べてみましょう。
パピヨン。トイレ写真でごめんね。
スムースチワワ。チワワちゃんは大きなお耳もキュートです。
イタリアングレーハウンドはボタン耳が多いですが、立ち耳の子も結構いますね。
ミニチュアピンシャーは写真がなかったので、チワワとのミックスの写真。
ミニピンはよくよく見るとかなり耳が大きいです!
その他、ヨークシャーテリアやポメラニアン等も立ち耳小型犬代表格です。
上記の子たちは「比較的寒さに弱い可能性が高いかも」と考えて、大型犬や中型犬と同じような環境であるべきという前提を捨てて、ワンコにより居心地の良い環境を作ってあげて下さいね。
服のサイズの測り方はこちら。参考にしてね。
小型犬の服のサイズを測ろう!実際の測り方。 - 犬大好き!犬と生活するブログ。
※あ、垂れ耳でも小型犬は寒がる子が多いので気をつけようね!
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