昨日(2014.08.27)、NHKの夜のニュース「ニュースウォッチ9」でマダニの特集がありました。(以下引用記事は6月の別な記事です)
SFTSの国内初確認は昨年1月の山口県(患者は前年秋に死亡)。感染症法により、患者届け出義務が発生した昨年3月4日以降、今年6月15日までの患 者数は67人で、鳥取、香川、福岡、沖縄の4県を除く兵庫県以西で報告がある。宮崎県の14人、愛媛県の11人が多い。6月4日までの死亡者は患者61人 中22人で、約3割が命を落としている。
昨日のニュースによると山や草むらから犬の身体に付着して、人間にうつるというケースが多いらしいのです。
番組でそのワンちゃんも映ってましたが、もう見ていられない位マダニだらけ…直視できない位でした。
【都市部にもマダニはたくさんいます!】
マダニのニュースというと結構田舎、山の方が取りざたされることが多いのですが、都市部郊外にもしっかりいます。
ワンコが楽しく集う都心郊外の多摩川河川敷、ここにたくさん潜んでいるのです!
マダニが大好きな条件をクリアする河川敷。
- 湿度が高い・湿り気がある
- 落ち葉や草むらがたくさんある
- 夏はひんやりして冬は暖かい
マダニにとっては非常に居心地の良い場所です。そしてマダニを媒介するネズミやタヌキのような野生動物もたくさんいるので、どんどん増えるんです。
また夏場だけでなく真冬にも発見されることもあります。確かに夏場は目立ちますが、一年中気をつける必要があるのです。
実は…我が家のさくら、去年噛まれました。そのときはまだ対策をしていませんでした…。
【マダニに噛まれて病院へ行った話】
さくらのブラッシングをしていた時に、ちょうど耳の内側にぽつっと黒いものが。
当時の写真はありませんが、大きな耳のちょうど真ん中あたりです。
「何だろう?」と思ってよくよく見ると、小さな小さな虫のようなものが…。
最初、指で払いのけてもとれませんでした。
で、つまんで「ぶちっ」。これは一番やってはいけないことです。
引きちぎったあとのさくらの耳は赤くなってまして…。
後日、獣医さんに報告すると
「それはマダニです。顎で強く咥えて引きちぎると頭だけ残ったりするから、絶対に無理矢理とっちゃだめ!見つけたらすぐに来て下さい!」
しっかり怒られました。
獣医さん「河川敷をお散歩するならちゃんと対策して下さい。」
出して頂いたのが、「フロントラインプラス」
犬用 フロントラインプラスドッグ XS (5kg未満) 6ピペット (動物用医薬品)
河川敷にお散歩に来るワンちゃん、実はほとんどの子がこれをつけていました。
【つけないリスクよりつけるリスク】
「さくらは身体が小さすぎるから毎月薬を付けるの不安だなあ…」って悩んでるまま、やっていませんでした。
でも、獣医さんは「マダニだけではなくノミも犬は媒介します。ダニ・ノミは病原菌を媒介するだけでなく家のいろんなところに侵入するので生活にも影響が出て来ますよ。」
まったくその通りです。
最初につけて様子を見て、異常が出たら他の薬を検討すれば良いのです。
早速さくらにつけてみました。
【付け方は簡単】
犬の首の後ろ、肩甲骨の辺りの毛をかき分け、皮膚の上に直接たらします。
一カ所だけでなくちょっとずらして少しずつ、数分で終わります。一応、お風呂はその日は入れません。
一晩程度で、薬が全身に回るのだそうです。
【どのように効くのか】
ノミやマダニを避けるのではなく、付着はするのですが、その後すぐに死んでしまうのだそうです。
マダニなどによる病原菌はダニが十分に血を吸ってポロリと取れたあとにうつるので、そこまで至らずに死んでしまうから病原菌が媒介される可能性が非常に低くなるのだそうです。
身体に小さな虫が付着してかゆい思いをしなくて済むので、犬も人間も快適な生活を送ることができます。
【秋から冬も要注意】
これから涼しくなるからいいや!とか思ってませんか?
温暖化の中にある今の日本は、真冬でも東京エリアあたりまでは
ノミ・ダニは活動してることがあります。
つまりこれからの季節も注意が必要なのです。
冬でも元気に楽しく遊ぶためにも、これからの対策も欠かせないです。
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