小型犬はお洋服もたくさんありますよね。飼い主よりもオシャレな子がいっぱいいます。
「初心者にオススメの犬種ってありますか？」
某知恵袋等によくある質問です。…で、大抵が叩かれています。可哀想。
「そんな安易な気持ちで犬を飼わないで下さい」
「犬を飼うということはとても大変なのです」
見ず知らずの素人からいきなりお説教を大量に受けて普通の神経だともう質問する気もなくなっちゃいますよね…。そんなこと知ってて聞いてるんだろうなあ、って気の毒になります。
で、初心者にオススメの犬種は、あります。でもその前に「初心者って何？」という問題がありますね。皆さん一律同じ初心者ではありません。
- 全く飼ったことがなく触れる機会もない
- 飼ったことはないが犬と触れ合う機会がある
- 幼少期に実家で飼っていて世話していた
だいたい上のどれかに当てはまります。ちなみに私は3.でした。
何となく分かると思いますが、一般的に犬へのこだわりは1ほど弱く3ほど強いです。ですが、今回は全般で考えてみました。
【初心者全般に向くのは小型犬です】
当然ですが、大型犬は身体が大きいので世話が大変です。散歩するのにもひと苦労だし、人に迷惑をかけないようにトレーナーをつけるケースも少なくありません。じゃあ中型犬なら良いかというと、大型犬よりも室内でよく動くのでこれも大変。
だから犬扱いに慣れない方は最初は小型犬が良いです。以下、小型犬のメリットです。
- 躾に失敗しても人に迷惑をかけるリスクが低い
何と言ってもこれにつきます。3キロ程度のチワワがたとえ凶暴になってしまったとしても（実際よくいますが…）、飼い主が楽に制することができます。ですが、例えば10キロの柴犬が凶暴化したら、子どもや女性にはちょっと手に負えないですし、家の中で暴れたら大被害。大型犬などは論外です。大型犬と軽自動車がぶつかって、軽自動車が故障したけど大型犬は無傷なんて話も聞きました。
※でもこれ、しつけしなくていいということではないですよ！しつけに失敗しても手に負える、ということです。 - どこにでも簡単に連れて行ける
キャリーバッグに入れて電車にもバスにも乗れるので、ちょっとしたお出かけや旅行もラクラクです。ちなみに5キロを超えると突然重くなり、8キロを超えたらキャリーバッグに入りません。ラクラクなのは5キロ未満くらいかも。クレートは電車にはあまり向かないです。 - 各種経費が安い
食費やトイレシート代などなど、身体が小さいのでやっぱり安いです。医療費・入院費用なども割安で済みます。 - 散歩・お世話が楽
大型犬が2〜3時間お散歩するところを、小型犬であれば結構1時間もあれば十分です。室内の遊びも片手で大丈夫。らくちん。
【犬種はこれ！】
ということで、犬種です。（若干私見も入っていますが一応経験に基づいています）
■王道
はい、小さい犬ばっかりです。
■番外
番外に挙げたのは3〜6キロ程度で比較的手に入りやすい犬です。
だけど、小型犬とはいえ犬に思いっきり噛まれたら肉まで裂けるし、しつけないと手に届くものをなんでもボロボロにするしテーブルの食べ物は食い散らかします。しつけは必ずしましょう！
「え、じゃあ最初は必ず小型犬を飼わないとだめ？」
「大型犬が好きなんだけど！小型犬は好きじゃない」
そんな人は、覚悟と知識を持って、大好きなワンコを迎えて下さい！
【覚悟と知識で好きな犬種を飼う】
犬を飼ってから「こんなはずじゃなかった…」というのは誰しも必ずあります。下記、よくあるケースですので参考にして下さい。ちなみに下記は20キロを超えた大きめの中型犬以上は必須の注意事項です。
- 便の量が凄い、おしっこもトイレシートが役に立たない
- フードの量が凄い。月に1万の支出が必要（フードによります）
- 盲導犬は特殊なしつけをしています、ラブは相当活動的な犬です
- 抜け毛が凄い。毎日コロコロしても家中毛だらけです
- ある程度力でねじ伏せる覚悟が必要
- 家具の足や壁紙をぼろぼろにしても笑っていられる精神的余裕が必要
犬はどんな子もかわいいけれど、小型犬は小型犬の、大型犬は大型犬の魅力がそれぞれありますし、犬種によって性格が全く違うのも楽しいです。
バセンジーとラブラドールレトリバーの格闘、いえ遊んでる姿です。大迫力！
お迎えするワンコの参考にして下さい。大型犬の注意事項はまた改めて説明しますね！
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