こんにちは。
最近「たくさん運動してる子としてない子では、老化のスピードが全然違うな!」としみじみ思います。
- 小型犬だからお散歩あまりしなくて平気!
- うちの子はお散歩好きじゃないから
という方はまだまだいると思いますが、この記事を読んだらできるだけ考えを変えて欲しい、そう思っています。
この記事は前回のお散歩の記事に関連してますので、そちらもぜひ読んで下さいね。
↑このリンクはこの記事の一番下にも貼り付けておきますね。ゆっくり読んで頂きたいと思います。
嬉しそうに走る姿、本当に魅力的です。表情も生き生きとしてますよね!
愛犬が元気に楽しく走る姿は、飼い主の喜びそのもの。
【実例:ミニチュアダックス】
同じ犬種でも飼い主さんによって本当に飼い方が違うなあ、って思う代表に
がいます。
もともとダックスは獣猟犬、プードルは鳥猟犬で、人間の狩りのお手伝いでかなりの運動量を必要とするため、そのように選択繁殖されてきました。
ですが、現在の家庭犬では愛玩犬として求められているため、積極的に運動させないおうちが少なくないのも事実です。
「あまりお散歩に行かない」ワンコとは物理的に出会うのが難しいのですが、身近にダックスちゃんがいたため、観察することができました。
- 運動する子は10歳と12歳位
- 運動しない子は7歳と10歳位
だと思います。実例が少ないじゃん!って思われるかもしれませんが、他の犬種でもチラ見しての記事なので、一定の根拠に基づいています。ご安心下さい。
【筋肉は退化します】
そもそも筋肉は普段使わないと「これ必要ないな」と身体が判断して退化します。なぜなら筋肉はエネルギーを消費するので、生命の最低限の維持には必要ないからです。
人間もそうですよね。運動しないと、階段を上がるだけでも息が上がったりします…。
また、動物はそれぞれの運動能力に合わせて筋肉の付き方や量が違います。そして本来運動すべき動物が動かないと、そうでない動物に比べて極端に筋肉が減少します。
【ダックスはかなりの運動量が求められた犬種】
話を戻すと、本来ダックスは猟で走るために十分な筋肉を持ち合わせています。この筋肉を使わないと、もちろん退化します。
上でも述べたように、ダックスは元々獣猟犬ですから、獲物を追いかける短時間の間に全速力で走るように設計された身体を持っています。
疾走するダックスを見たことがない方もいらっしゃるかもしれませんが、あの低い体高で、地面を滑るように駆けて行きます。とても機動性が高くて俊敏なんです。
【運動しないダックスちゃん】
まず運動しないダックスちゃんから説明しましょう。…運動しないといっても、お散歩に行かないわけではありません。
仲良しの飼い主さん同士が待ち合わせて、おしゃべりしながら30分ほどワンコとゆっくり歩きます。もちろん「お散歩してる」ので、これは良いと思います。でも
- 白髪(退色部分)が多い
- 歩速が遅い(ちょこちょこ歩きしかしない)
- 足腰が弱くなった
と飼い主さんがおっしゃるのを聞くと(実際、見るからにそうなのですが「そうですよねー」と言うわけにも行かず…)、「ダックスの十分な運動」としては決して満たせてないのかなあ、と思います。
【運動するダックスちゃん】
一方の運動するダックスちゃんは、だいたい一時間前後のお散歩時間。時間としてはそう長い方ではありませんが、
- お散歩中に飼い主さんが小走りする
- 広場で大好きなボールを追いかける
- 広場で他のお友だちとふざけっこする
など、ただ歩くだけでなく、緩急合わせたお散歩をしていることで、シニア期に入った今でもとても元気です。(最初に年齢を聞いてびっくりした位です!)
白髪なども少ないですし、表情もとても明るいです。
【運動しようよ!】
両方のダックスちゃんは見た目からして歴然と違います。できれば写真を並べたい位ですが、さすがに気が引けるのでご理解ください…。
動物愛玩法でも、飼い主にはペットの健康を守る義務があると記されています。老化を早めるのはその義務を放棄している可能性だってあります。
あなたの大切なワンコの健康を維持するために、そしてあなたのためにも。お散歩にワンコの大好きなオモチャを携えて、そして少し走ってみて下さい!
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