真夏でも競技はあります。
今回は暑い夏を乗り切るのに必須なお話です。
梅雨に入りましたが、それほど雨も降らずにお天気の良い日が続いています。
ぼちぼち暑い時間を避けて…という部分については犬のサイズやリスク回避などで考え方の分かれるところですが、我が家はまだ今の時期は暑熱馴化も考えて、多少暑い時間帯でも外に出すようにしています。
【暑熱馴化 暑さに慣れさせよう】
「しょねつじゅんか」と読み、文字どおり、暑さに慣れることを指します。
人間でもスポーツをやる方には必須ですし、熱中症の予防としてもこの「暑熱馴化」が重要だと言われています。
ただし、もちろん急激に暑いところに出るのではなく、徐々に暑さに慣れさせることが大切です。
もちろん、真夏の炎天下などで長時間散歩、などは論外です。特に地面に近い小型犬や、放熱しづらい大型犬などは細心の注意を払う必要があります。
でも、スポーツのゲーム、競技などで、真夏でも太陽の日の元で運動する必要がある犬のオーナーさんには、絶対知っておいて頂きたいのが、犬の冷やし方、濡らし方です。
ぜひ覚えておいてくださいね。
【冷やす(濡らす)べき場所】
犬は、体温を下げる汗をかかないので、人間が汗をかくように、水で濡らしてあげる必要がありますが、どこでも濡らして良い訳ではありません。
■胸部から腹部にかけて濡らす
直射日光の当らない、胸部から腹部にかけてを濡らしましょう。この状態で犬が走ると、水分が蒸発し、涼しい風が通ることになり、結果的に犬の体温が下がります。
■首の脇、下、内股を濡らす
首の脇や後肢の内股には太い血管が通っていたり、また血管が皮膚から近いところにあったりします。これは人間も構造が一緒で、人間も首に保冷剤を巻きつけたりしますよね。
ちなみに、犬の血管は主に、以下のような感じ(久々のペンタブで描いたのであくまでだいたいです…お見苦しくてすみません)になっています。
心 とあるのが心臓。そして心臓を中心に頭部に向けて、そして胴体を通って後肢に向けて太い血管が走っています。なので、首の脇や下、後肢の内側の血管を物理的に冷やすことで、犬の身体が冷却されます。
ちなみに、直接「冷やす」ので、冷たい水にした方が効果が高いです。
ちなみに、我が家の犬が暑くてだるそうな時にこの手段で冷やしたら、スッキリしたみたいで、いきなり猛ダッシュを始めました!
【濡らしちゃダメな場所!】
なんとなく全身を濡らしている人はいると思います。かつての私もそうでした。
でもね、頭や背中などの直射日光が当たる場所には、直接濡らすのは絶対やめましょう!
なぜかというと、直射日光が当たる場所を濡らすと、その水分が日光によって大変高温になり、それにより、犬の体温が上がってしまうからです。
特に、黒っぽいワンコは絶対やらないように気をつけましょうね!
【あまりに暑い時は服を着せよう】
服を着せると当然身体の動きの邪魔になるので競技中はできるだけ脱がせたいけど、その前後、待機中はクールベストのようなものを着せて涼しく過ごさせてあげたいですね。
水分をよく含むこんなタイプもありますし、
↓今人気なのは何といってもアルファアイコン。
我が家はアルファアイコンのクールベストはこれ一着しか持ってないのですが、一着持ってるとかさばらないし便利。
濡らしても、脱がしたら袋に入れてバッグにポイ。
夏に向けて品切れ必至ですが、古いモデルはまだ残ってるみたい!
この機会に買おうかな?
ALPHAICON [NEW]サマークーリングタンクトップ 2013モデル (SS, トリコロールレッド) | ||||
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↓さくらが来てるのはこれのブルー。ブルーの方が涼しげに見えるので個人的には好きです。
ALPHAICON サマークーリングタンクトップ (SS, モダンブルー) | ||||
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これ以外にも、こんなのとか。いろいろあります。
ドギーシェイク (doggy shake) LOVEハワイクールタンク ライトブルー XS | ||||
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今度、クールベスト特集でもしてみようかな?
過去記事も参考にしてね!
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