一般に、体重3キロ未満の子を超小型犬と言いますね。
ウチの犬はその中でも、2キロに満たないサイズです。
スムースチワワ?と思った人、
ミニチュアピンシャー?と思った人、惜しいです。
スムースチワワとミニチュアピンシャーのミックス、雑種です。
体重は、1.8キロとちょっと。
体型がミニピン、大きさがチワワ。だから小さなものは手が届くところに置いておけません。極小チワワ、ミニピンの飼い主さんも一緒でしょう。
この子が飲んじゃったのは、コレ。
なんと、耳栓を飲んじゃいました。
うっかり、飼い主が使っている寝室のドアを開けっ放しにしていた隙に忍び込んで。
耳栓って、人間のにおいが染み付いてるんですよ。
耳のにおいだから、人間だったら「くさい!」と思うにおいですが、犬にとっては飼い主のにおいが凝縮されたたまらなく愛おしいものだったのでしょう。
私が気づいたときは口の中でくちゃくちゃやってました。
もちろん、直後に取り除きました。
でも、一対のはずなのに、ひとつしかない…
すぐに、動物病院に電話しました。
「どうやら、耳栓を飲んでしまったようです。
ウチの犬の体型から言って、耳栓が腸を通過することは考えにくいです」
お医者さんは一考して、言いました。
「過去に、ヨークシャテリアやチワワが耳栓を飲んだことがありましたが、半年後に排泄されたりしました。まずは慌てず様子を見て、異変があったら来てください」
私は先生の言うとおりにしようと思いました。
約一週間後、数日に一回の割合で、嘔吐するようになりました。
嘔吐するのは日中お留守番をしている時で、それ以外はありません。
もう一度、お医者さんに相談しました。
「日中、吐いてしまうのは空腹の時間が長いからでしょう。
お留守番中にタイマー付きの給餌器を使って下さい」
私は、給餌器を購入し、15時頃に餌をあげられるようにしました。
嘔吐は収まりました。
そして、耳栓の誤飲から約1ヶ月の休日。
ちょっとした外出から戻ると、吐いた跡が。
そこには、胃液と、小さくかたまった耳栓らしきもの…。
耳栓は、やはり胃の中にとどまっていました。
しばしばあった嘔吐は、ワンコの身体が耳栓を出そうとしていた反応だったのです。
このとき私が学んだこと。
■犬が何かを飲み込んだ可能性がある場合は、ほぼ確実だと考える
■普段ないような嘔吐が数日続くようであれば病院へ
■対症療法的にばかり考えず、なぜ症状があるのか?を考える
ワンコは、自分では言葉を話せません。
だから、我々飼い主が、どういう状態にあるのかを把握するために、ワンコに向き合い、常に対話を欠かしてはいけないものだと思います。
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