今週のお題「選んでよかったもの」
犬がいる人生。を選びました。
20年以上サラリーマン生活をしてきました。
急成長のベンチャー企業で多忙な生活を送ったり、ブラックオーナー企業でブラック社長と戦ったり、昔のリゲイン的ビジネスマンでした。
それが自分だし、自分の生き方そのものだったと思っていました。
犬を飼ったのは、正直「勢い」です。無計画でした。
ホームセンターのペットショップで小さな小さな「チワワとミニチュアピンシャーのミックス」がぽつんとショーケースにいました。
小さな頃から犬がいる生活をしていた自分は、「この子をお迎えしたい」という一時の勢いで、その場で決断しました。
これについては「とんでもない!」という意見ももちろんあると思うし、自分の無計画さに後悔することがなかったとは言えません。無謀と言われても否定できません。
2ヶ月でお迎えしたので、仔犬のうちは自宅勤務に切り替え、しつけの毎日でした。
興奮しやすく強気な性格に殺意さえ覚えることもありました。
大人げないけど、犬って本気で対峙しないと、飼い主との関係を確立できないんだと思いました。
生後半年でしつけを終え、職場に復帰しました。
でも、お散歩やご飯はもちろん、コミュニケーションや日ごろのしつけと深夜帰宅のサラリーマン生活は、共存させることができませんでした。追い込まれていたと思います。復帰一年でサラリーマン生活を断念しました。
金銭的な打撃も承知で、自営に切り替えました。
犬を手放すという選択肢は存在しませんでした。
だって、大切な家族だから。
リビングの窓際が我が子「さくら」のお気に入りの場所。
マンションのお庭越しに外の様子もうかがえます。
お庭に鳥が来ます。網戸に虫も来ます。さくらは楽しそうです。
仕事の合間にさくらの様子を伺い、一緒に庭の様子を見たりします。
お散歩に行くと、たくさんのワンコたちと出会います。みんなさくらのお友達。
いろんな子がいます。みんなとっても可愛いです。
犬が来て、うちは「夫婦」ではなく「家族」になりました。
サラリーマン生活を失った。大きな収入も失い、金銭的な余裕もなくなりました。
でも、さくらがいる人生、さくらがもたらしてくれた新しい豊かさは、お金で買えるものではないと思うのです。
2キロに満たない小さな命が、かけがえのない存在になっています。
たくさんのものを与えてくれる、さくらに感謝。
どうもありがとう。これからも大切にするね、よろしくね。
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